squirrelmailを入れてみた - 橋本幸樹の無愛想な日記

すでにIMAPサーバを運用しているのでWebメールの部分を入れただけ。
念のため覚書。

インストール

ほとんど以下のとおりにやった。あっさり入った。
http://www.aconus.com/~oyaji/centos/squirrelmail_centos.htm

yumでインストール。パッケージで用意されているバージョンは1.4.8。(追記：CentOS4.6です)

# yum install squirrelmail

設定ツール（/usr/share/squirrelmail/config/conf.pl）を使って設定。

# /usr/share/squirrelmail/config/conf.pl

デフォルトから変更した部分。（言語や文字コード周りの選択子の場所が上記URLの記事から変更されていた。）

2: Serversetting >
  a: Update IMAP Settings >
     8: Server software [wu] = courier

10: Languages
   1: Default Language = ja_JP
   2: Default Charset[iso-8859-1] = iso-2022-jp

設定は /usr/share/squirrelmail/config/config.php に保存される。

/usr/share/squirrelmail配下へのhttpアクセスを許可→デフォルトでOK
apache再起動（実はここではまった。）

使ってみた

IMAPのパスワードでログイン。フレーム構成のページが表示される。左がフォルダ一覧、右がメッセージの一覧。右側のメッセージ一覧の上に設定ページへのリンクがある。
左側のフォルダ一覧は最初エラーメッセージが表示されていたが、「フォルダ」ページで「追加」「解除」をしてページをリフレッシュしたらちゃんと表示されるようになった。
「オプション - 新着メールの通知」のメッセージ翻訳がまだ終わっていない。ほとんどが英語で部分的に日本語。
件名などのマッチング条件に応じてメッセージの行を色分けができる模様。自動的にフォルダに振り分けることはできない模様。（プラグインとかでできるかな？）
テーマは結構たくさんある。配色を変える程度。スタイルシートの切り替えもできるようだがあらかじめ用意されているのはフォントを変更するもののみ。
未読メールは太字で表示されるが、未読だけをフィルタして表示することはできない。
Unicodeで書かれたメールの一部が文字化けしている。

<追記>

なんとメールヘッダにあるContent-Typeのcharsetを無視するらしい。

http://stlabwww.ssi.ist.hokudai.ac.jp/yuhyama/squirrel-ja-charset.html
今回入れたバージョンに該当するかは不明。