いろいろなデスクトップ環境のUbuntuへの導入方法

ubuntu11.04から(確か)導入されたデスクトップ環境Unityが面白くて、画面が広いのが良い!なんてことをtwitterで言ってはしゃいでいたら
Emacs仙人こと @kiwanami さんから

@koki_h そんなことを不用意に書くと、awesomerやxmonaderやstumperがやってきますよ!

https://twitter.com/#!/kiwanami/statuses/129212251432423424

という脅迫にも似た情報提供が。試すの面倒くさいと返答したものの後で気になっていろいろなデスクトップ環境を自分のLet's Noteに入れて試してみました。
パッケージが提供されているので入れ方はどれも簡単。apt-get install→ログアウト→ログイン画面でセッション選択*1でOK。
パッケージ名とか覚えられないので覚書を以下に記述。
URLは参考にしたサイト。
全部 Ubuntu11.10で動作確認。

LXDE

Windowsライクなデスクトップ環境。

$ sudo apt-get install lxde 

Xface

Windowsライクなデスクトップ環境。

$ sudo apt-get install xfce4*

awesome

タイリング型デスクトップ環境。
Mod4-Returnで端末起動、右クリックメニュー > awesome > quit でログアウト

$ sudo apt-get install awesome

Xmonad

タイリング型デスクトップ環境。
設定ファイルが haskelらしい。
Alt+Shift+Enterで端末起動、Alt+Shift+qでログアウト

$ sudo apt-get xmonad

stumpWM

タイリング型デスクトップ環境。
設定ファイルがcommon lispらしい。
Ctrl-t cで端末起動、Ctrl-t Kでログアウト

$ sudo aptitude install stumpwm

インストール後、以下の内容で設定ファイル /usr/share/xsessions/stumpwm.desktop を作成

[Desktop Entry]
Name=StumpWM
Comment=This session logs you into stumpWM
Exec=stumpwm
TryExec=stumpwm
Icon=
Type=Application

どれもUnityより起動が早くてなかなか快適だなと感じたのですが、画面が広く使えるという点でタイリング型のデスクトップ環境が結構気に入りました。
個人的にはウィンドウの操作コマンドがデフォルトでシンプルなXmonadが好みです。ただ、ネットワークなど、システム関連の設定画面が無い(というか出し方が分からない)ので設定はUnityでやっておいて普段づかいはXmodad、みたいな使い方がいいんではないかなあなどと思っています。

*1:Ubuntu11.10の場合はパスワード入力欄の右上にある歯車マークをクリックすると選択できる