i-nameを取ってみた。

阿蘇Ruby温泉(http://atnd.org/events/479)でi-nameとi-numberが話題に上がっていたのを思い出したのでXRID.net(http://xrid.net)というところで無料のi-nameアカウントを取ってみた。
ここで取れるのはコミュニティi-nameというもので、自分のi-nameは"@xrid*koki-h"になった。
ちなみに有料のプロバイダだと "=名前" 形式のi-nameが取れるらしい。
XRID.netでは、トップページの">> Create Local Account"と書いてあるところの"click here"という文字をクリックするとアカウント作成画面に行ける。


アカウント作成画面で、名前とメールアドレス、自分の欲しいi-nameを入力し、"Sign me up"と書いてあるボタンをクリックするとすぐにi-nameが取得できる。


i-nameの取得後は、自動的にトップページに戻るのでさっき取得したi-nameと設定したパスワードを入力してログインすると以下のような画面になる。(下のキャプチャには2行出ているけれど、初回ログイン時には一番上の1行しか出なかった。"New Authority"をクリックすると行が増えるが、何に使うのかはまだ良くわからない。)


"Edit XRD"をクリックすると認証情報の編集画面になる。


初期状態ですでになにやら書かれていたが、それは消して以下のように書き換えた。

<Service>
  <Path>(+blog)</Path>
  <URI>http://d.hatena.ne.jp/koki-h</URI>
</Service>
<Service>
  <Path>(+twitter)</Path>
  <URI>http://www.twitter.com/koki_h/</URI>
</Service>

これで、以下のようにi-nameを含むURLから任意のURLに飛ばせるようになった。
http://beta.xri.net/@xrid*koki-h/(+blog) => http://d.hatena.ne.jp/koki-h
http://beta.xri.net/@xrid*koki-h/(+twitter) => http://twitter.com/koki_h

自分の情報が書かれた色々なサービスのURLを統一的に表記できるようになることがi-nameのうれしいところであるようだ。i-numberについてはまだあまり良くわかっていない。

これらの作業をするために以下のページやそこからリンクされているページを参考にさせてもらった。ありがとうございます。
XRI界隈をブラブラしてみる - tzmtkのブログ
OpenIDとXRI――XRIが生まれた背景からXRIを知る - ITmedia エンタープライズ
OpenIDとXRI――XRIの基本 - ITmedia エンタープライズ

<追記>
認証情報の編集画面の初期状態で書かれていたのは以下のようなXMLだったが、本当は消さないほうがいいものらしい。

<Service priority="10">
  <Type select="true">xri://$res*auth*($v*2.0)</Type>
  <Path match="null"/>
  <MediaType>application/xrds+xml;trust=none</MediaType>
  <URI priority="10">http://auth.xrid.net/!404/</URI>
</Service>

どうやらこれが存在することによって"http://beta.xri.net/@xrid*koki-h/"にアクセスしたときに他のリソースへの参照が書かれたデータが帰ってくるようにできたようだ。
ただ、これが入力された状態で設定を保存すると、なぜかダブルクォーテーションの前にバックスラッシュが勝手に付加され、i-nameを含むアドレスにブラウザでアクセスしたときにXMLパースエラーが表示される。仕方ないので消したままにしている。