Rubyのグラフィックライブラリ比較

Rubyで使用できるグラフィックライブラリを比較してみました。


GDというライブラリをRubyから使うための拡張モジュール。
本家のダウンロード元はサーバはエラーになり使えない。
キャッシュのほうhttp://raa.ruby-lang.org/cache/ruby-gd/はOK
○速い。
×文字出力のために別途TrueTypeフォントが必要。
×日本語の文字を出力しようとすると文字化けする。
×GDライブラリをインストールするのが面倒(GD本体以外にも色々必要。)。

Ruby/GDのラッパー。
○フォントファイルが無くても簡単に文字を出力できる。
○日本語TrueTypeフォントがあれば、日本語の文字出力もできる。
×Ruby/GDを直接使用するよりも若干遅い。
×Ruby/GDが必要(当然)。ということはGDライブラリをインストールする手間がやはり発生する。
gRuby自体のインストールは簡単。

Rubyだけで書かれたライブラリ
○インストールが簡単
○日本語の文字出力ができる。
×文字出力のためにフォントファイル(独自形式)が必要
×フォントファイルを使用する場合には付属のツールを使用してTrueTypeフォントを独自形式に変換する必要がある。
×GDを使った物と比べるとかなり遅い。


フラッシュ(swf)ファイルを作成するフリーのライブラリ(Ming)をRubyから使用するための拡張モジュール。
なんかMing本体のバージョンアップに追いついていないようで、うまくインストールできなかった。

SDLRubyラッパー。グラフィック機能は未評価。
TrueTypeフォントを直接読み込んで使用できるらしい。