これだよ。俺が言いたかったのは。

今年「世界で一つだけの花」という歌が流行った。「ナンバーワンにはならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」という、無意味な競争社会に疑問符を投げかけた槙原敬之の歌詞に、心を打たれた人は多かったと思う。しかし、良く考えてみるとオンリーワンになること、そしてそうあり続けることは、決して簡単なことではない。オンリーワンになれない人間や企業は、ナンバーワンなど永遠になれないのが現実だ。ナンバーワンと言われる企業は、リスクを承知であえてオンリーワンのやり方を模索し、それを継続的に続けているからこそ、そのポジションを自分のものにしているのだ。