http://widgets.yahoo.co.jp/のチュートリアルがなんかおかしい

面白そうと思い、試してみました。
本体と開発ツール一式をダウンロード。
本体をインストールすると、My Widgetフォルダができており、*.widgetというファイルがいくつかできているのでこれがウィジェットの本体なのかと思ってエディタで開いてみるとところどころ文字化けしている。
ただのテキストファイルじゃないのか。チュートリアルを読んでみると、

Windowsウィジェットバンドルは、基本的に見せかけのzipファイルなのです。

と書いてあったので、バンドル(*.widget のファイル)の拡張子を*.zipに変更して解凍しようとしたけどできない。
あと、

Windowsではウィジェットコンバーターを使用してバンドルの中身を見ることがあるでしょう。

と書いてある。開発ツールの「ウィジェットコンバーター」を使えば見れるということかな?
で、「ウィジェットコンバーター」のアーカイブに含まれていたConverter.exeをMy Widgetにコピーし、

%Converter CPUポータル.widget

とやってみると、

This application has requested the Runtime to terminate it in an unusual way.
Please contact the application's support team for more information.

というエラーメッセージ。あとは何も起こらない。
で、いろいろやってみて、正しいやり方は

%Converter -unflat aaa.widget -o aaa

だということがわかった。ちなみに*.widgetファイルはファイル名に日本語が含まれていると上記エラーメッセージが表示される。それと、-o の後のaaaは出力先のフォルダなんだけど、あらかじめ作っておく必要がある。
めでたくバンドルの中身を見ることができたけど、チュートリアルに書いてあることが間違っているのは困る。それにコンバータの使い方もどうやら明記されていないようで、せっかくドキュメントを用意してくれていてもなんか逆に不親切な印象。

<追記>
上のようにして展開できたバンドルを今度はzip圧縮して拡張子を*.widgetに変更してみたらちゃんと実行できた。
「基本的に見せかけのzipファイルなのです。」というのはあながち間違いではないようだ。
しかしYahoo!ウィジェット本体に付属するCPUポータル.widgetなどのウィジェットは単にzip圧縮されたものではなく、単純にzip形式で解凍はできないと、そういうことらしい。どっちにせよチュートリアル的には不親切だと思う。